$ 4.2. LFS ファイルシステムの限定的なディレクトリレイアウトの生成
braces {} 展開にて/mnt/lfs/にフォルダを作成
root@SL510:~# mkdir -pv $LFS/{bin,etc,lib,sbin,usr,var}
mkdir: ディレクトリ '/mnt/lfs/bin' を作成しました
mkdir: ディレクトリ '/mnt/lfs/etc' を作成しました
mkdir: ディレクトリ '/mnt/lfs/lib' を作成しました
mkdir: ディレクトリ '/mnt/lfs/sbin' を作成しました
mkdir: ディレクトリ '/mnt/lfs/usr' を作成しました
mkdir: ディレクトリ '/mnt/lfs/var' を作成しました
case にてハードウェアがx86_64の場合/mnt/lfs/lib64のフォルダを作成
root@SL510:~# case $(uname -m) in x86_64) mkdir -pv $LFS/lib64 ;; esac
mkdir: ディレクトリ '/mnt/lfs/lib64' を作成しました
4.3. LFS ユーザーの追加
グループにlfsを追加「cat /etc/group」にて確認できる
lfsユーザを追加。オプションの説明があってありがたい
-s /bin/bash:デフォルトシェルを指定
-g lfs:プライマリグループを指定
-m:ホームディレクトリを作成
-k /dev/null:スケルトンディレクトリ(/etc/skel)からのファイル郡のコピー無効
root@SL510:~# groupadd lfs
root@SL510:~# useradd -s /bin/bash -g lfs -m -k /dev/null lfs
パスワード変更
root@SL510:~# passwd lfs
新しいパスワード:
新しいパスワードを再入力してください:
passwd: パスワードは正しく更新されました
$LFS(/mnt/lfs)ディレクトリの所有者をrootからlfsに変更
braces {} 展開使えますね
root@SL510:~# chown -v lfs $LFS/{usr,lib,var,etc,bin,sbin,tools}
'/mnt/lfs/usr' の所有者を root から lfs へ変更しました
'/mnt/lfs/lib' の所有者を root から lfs へ変更しました
'/mnt/lfs/var' の所有者を root から lfs へ変更しました
'/mnt/lfs/etc' の所有者を root から lfs へ変更しました
'/mnt/lfs/bin' の所有者を root から lfs へ変更しました
'/mnt/lfs/sbin' の所有者を root から lfs へ変更しました
'/mnt/lfs/tools' の所有者を root から lfs へ変更しました
root@SL510:~# case $(uname -m) in x86_64) chown -v lfs $LFS/lib64 ;; esac
'/mnt/lfs/lib64' の所有者を root から lfs へ変更しました
root@SL510:~# chown -v lfs $LFS/sources
'/mnt/lfs/sources' の所有者を root から lfs へ変更しました
unameのオプション
オプション | 意味 | 出力 |
---|---|---|
-a | 全て | Linux SL510 5.4.0-56-generic #62-Ubuntu SMP Mon Nov 23 19:20:19 UTC 2020 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux |
-s | カーネル名 | Linux |
-n | ノード名 | SL510 |
-r | カーネルリリース | 5.4.0-56-generic |
-v | カーネルバージョン | #62-Ubuntu SMP Mon Nov 23 19:20:19 UTC 2020 |
-m | ハードウェアタイプ | x86_64 |
-p | CPU情報 | x86_64 |
-i | ハードウェアプラットホーム | x86_64 |
-o | OS情報 | GUN/Linux |